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年々、新卒採用が難しくなっているのは、どの企業も実感しているのではないでしょうか。
同時に新卒採用にかかるコストが増えつつある点を課題としている企業も多いはずです。
コストを削減するために、将来を担う新卒採用を取りやめるのは難しいでしょう。
一方で新卒採用をしつつ、新卒採用のコストを下げる方法がわからないという企業も多いはずです。
新卒採用にかかるコスト削減を実現するには、採用を支援するサービスの活用がおすすめです。
採用支援サービスの活用で効率的な採用が実現できれば、コスト削減は十分に可能です。
本記事では新卒採用のコスト削減を実現する『TECH OFFER』とコスト削減に成功した事例を解説します。
新卒採用にかかるコストとコスト増加の要因
新卒採用にかかるコストは一人当たり94万円となっています。
昨今の新卒採用において、コストが増加している要因は以下の2つです。
- 学生優位の売り手市場
- 就活早期化への対応
新卒採用の難易度が上がる中、新卒採用にかかるコストが増加している要因を詳しく解説します。
新卒採用には一人当たり94万円かかる
2020年に就職みらい研究所が発表したデータによると、新卒採用にかかるコストは一人当たり約94万円となっています。
一人当たりの計算なので、採用人数が増えればそれだけ採用コストは増大していきます。
例えば、新卒採用を5人おこなえば、新卒採用にかかるコストは約470万円です。
2019年の調査結果では、新卒採用にかかるコストは約73万円となっているので増加傾向にあります。
日本の労働環境や新卒採用市場が変わらない限り、今後もコストが上がっていくでしょう。
学生優位の売り手市場
市場で価値を決めるのは、基本的には需要と供給の関係です。
供給が減れば、必然的に価値が上がるので競争が発生し、獲得コストは増えていきます。
新卒採用市場も決して例外ではありません。
2018年に一般社団法人日本経済団体連合会が調査したデータによると、8割を超える企業が新卒採用は学生優位と回答しています。
学生が多くの企業から内定を貰いやすい状況では、内定辞退が発生しやすくなります。
内定辞退は必要な人材を確保できないと同時に、採用にかけてきたコストが結果につながりません。
仮に新卒採用が無事にできたとしても、内定辞退でかかったコストはそのままコストとして残り続けてしまいます。
参考:2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果 一般社団法人 日本経済団体連合会
就活の早期化への対応
昨今の新卒採用におけるキーワードは早期化です。
多くの企業が大学3年生をターゲットにインターンシップを開催して、採用につなげています。
一種の青田買いのような状況といってもいいでしょう。
2020年に就職みらい研究所が発表したデータによると、約95%の企業でインターンシップを実施しています。
インターンシップを開催する半数以上の企業が、採用や採用後を見据えてインターンシップを開催しています。
多くの企業が採用の早期化を進めているため、早期化に対応しなければ、希望する学生の採用は難しいでしょう。
当然ながら、早期化への対応には新たにコストがかかるのはいうまでもありません。
参考:2020年卒の採用・就職活動の振り返り 就職みらい研究所
新卒採用にかかるコスト削減に成功した事例
昨今は新卒採用の難易度と比例するように、コストも増加傾向にあります。
一方で新卒採用にかかるコストの削減に成功した企業も中にはあります。
- レーザーテック株式会社
- フクシマガリレイ株式
- ルネサス エレクトロニクス株式会社
ダイレクトリクルーティングの活用でコストを抑えた採用を実現【レーザーテック株式会社】
レーザーテック株式会社は光応用技術で、お客様への最適なソリューションを提供している企業になります。
レーザーテック株式会社では、より質の高い学生と出会うためのツールとしてダイレクトリクルーティングを導入しています。
ダイレクトリクルーティングと一人ひとりへの丁寧なアプローチをした結果、内定を辞退する学生はほとんどいなくなりました。
内定辞退は採用コストを押し上げる大きな要因の1つです。
これまで要したコストに、新たに採用にかかるコストがプラスされるため、コストが増える要因といえるでしょう。
マッチング機能で採用コストを削減【フクシマガリレイ株式会社】
フクシマガリレイ株式会社は、フート機器専門のメーカーとして業界をリードしつつ、医療分野にも進出するなど多分野で活躍する企業です。
フクシマガリレイ株式会社では、年々上昇する内定辞退率を採用の課題としていました。
様々な採用方法を模索する中で、ダイレクトリクルーティングサービスに出会い、導入を決定。
ダイレクトリクルーティングが持つマッチング機能に期待をしての導入となりました。
導入の結果、マッチング機能により相互理解が深まった状態から採用がスタートするため、1回分の面接・面談を減らすことに成功しました。
面接人数が1人であれば、たった1回分の面接工数に過ぎませんが、5人・10人となれば、とてつもなく大きな工数になります。
ダイレクトリクルーティングによるマッチング機能は、採用コストの削減にも効果があります。
参考:就活の変化を痛感!競争率の高い“理系人材”にミスマッチのないオファーを実現
自動オファー機能で採用にかかるコストを削減【ルネサス エレクトロニクス株式会社】
ルネサス エレクトロニクス株式会社は2010年の事業開始以降、自動車やインフラ、IoTなど様々な分野を手がける企業です。
専門職である理系学生を採用したい一方で、採用チームのリソース不足で工数は増やせないという課題を持っていました。
様々な採用媒体を検討する中で、自動オファー機能があるダイレクトリクルーティングに着目。
希望する人物像を持った学生にアプローチができる点に魅力を感じて、導入を決定しました。
導入後は自動オファーを通じて、工数を割かずに多くの学生へアプローチすることに成功しています。
限られたリソースの中でも多くの学生に出会うことができ、また希望する人物像を持った学生の採用に成功しています。
新卒採用にかかるコストを削減するポイント
新卒採用にかかるコストを削減するポイントは以下の4つになります。
- ミスマッチを減らす
- 採用スケジュールを短くする
- 採用媒体を見直す
- 自動化で工数を減らす
どのポイントも効果的なので、実行しやすいことから取り組むとよいでしょう。
ミスマッチを減らす
採用のミスマッチは新卒採用において、コストを引き上げる大きな要因です。
内定辞退が発生すれば、新たに採用活動をする必要があるので必然的にコストがかかります。
ミスマッチは内定や採用後だけではありません。
母集団の形成時からミスマッチを減らした方が効率的な採用活動がおこなえます。
マッチした人材だけであれば、選考にかける負担も減らせるため、コスト削減につながります。
採用スケジュールを短くする
採用期間の長期化もコストが増える要因の1つです。
採用にかかる人件費はもちろん、サービス利用料や広告費は採用期間が長期化するほど、コストがかかります。
仮に採用スケジュールを1ヵ月短くしただけでも、コスト削減に大きく役立つでしょう。
採用媒体を見直す
昨今の新卒採用において、採用のナビサイトやエージェント、採用支援サービスを活用していない企業はないでしょう。
当然ですが、どのサービスを利用するにも費用がかかります。
仮に投資金額に対して、採用人数や採用した人材が十分でないと感じる場合には、採用媒体の見直しを視野に入れましょう。
昨今は様々な角度から新卒採用を支援するサービスがあります。
改めて自社にマッチする採用媒体にすることで、コストパフォーマンスを上げるのもコスト削減への一歩になります。
自動化で工数を減らす
機械やプログラムによる業務の自動化には人の手がかからないため、工数を削減できます。
新卒採用のような常に人が関わる業務には、自動化は大きな効果が期待できます。
昨今注目される自動オファーやチャットボットによる自動対応は、まさに工数削減につながるサービスです。
新卒採用にかかるコストを減らす具体的な方法
新卒採用にかかるコストを削減する具体的な方法は、以下の4つになります。
- ダイレクトリクルーティングの活用
- リファラル採用の実施
- オンライン化
- 自社ホームページ・オウンドメディアを充実
ダイレクトリクルーティングの活用
採用や母集団形成時におけるミスマッチは、採用コストをあげる大きな要因です。
ミスマッチの少ない新卒採用を実現するのであれば、ダイレクトリクルーティングの活用をおすすめします。
ダイレクトリクルーティングは希望する人物像とマッチする学生と企業を結ぶサービスです。
企業側が希望する条件とマッチする学生とつながるため、ミスマッチが起こりにくくなっています。
ダイレクトリクルーティング活用方法については、下記記事でも詳しく解説しています。こちらの記事も合わせてご覧ください。
【新卒採用ダイレクトリクルーティング活用術】成功事例からポイントを解説
リファラル採用の実施
ミスマッチの防止策としてダイレクトリクルーティングと共に有効なのが、リファラル採用です。
リファラル採用は自社社員から人材を紹介してもらう手法です。
自社社員は実際に会社で働いているため、どのような人材がマッチするかは肌感覚で理解しています。
リファラル採用については、下記記事でも詳しく解説しています。こちらの記事も合わせてご覧ください。
リファラル採用で新卒を採用するメリットとは?今すぐ活用できる手順を解説
オンライン化
新卒採用にはサービス利用料や人的コスト以外にも、様々な費用がかかります。
例えば、説明会会場のレンタル代や説明会の資料代、会場への交通費などです。
オフラインでの採用活動には様々なコストがかかります。
採用活動をオンライン化すれば、オフラインで必要となるコストの削減が可能です。
自社ホームページ・オウンドメディアを充実
ダイレクトリクルーティングやリファラル採用以外で、ミスマッチの減少を実現するにはWebでのアプローチもおすすめです。
具体的には自社ホームページや採用オウンドメディアを充実させましょう。
昨今の学生は必ずといっていいほど、興味を持った企業をWebで検索します。
自社のホームページや採用オウンドメディアが充実していなければ、学生の自社に対する理解が深まりません。
理解が深まらないまま応募に進むと、採用のミスマッチが起きる可能性が増える結果となります。
自社のホームページや採用オウンドメディアは、学生と自社とのファーストコンタクトの場になります。
自社への理解が深まるように、自社ホームページ・オウンドメディアを充実させましょう。
新卒採用にかかるコストを減らすなら『TECH OFFER』
新卒採用にかかるコスト削減を目指すのであれば、採用媒体はダイレクトリクルーティングをおすすめします。
ダイレクトリクルーティングを活用すれば、採用のミスマッチによって起こるコストの増加を防止できます。
市場に出回るダイレクトリクルーティングサービスの中でも、コスト削減を実現するのであれば『TECH OFFER』がおすすめです。
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