就活の変化を痛感!競争率の高い“理系人材”にミスマッチのないオファーを実現

株式会社フクシマガリレイ

株式会社フクシマガリレイ
取材日:2022/01/28

飲食店の厨房などで主に利用される「業務用冷凍冷蔵庫」、スーパーの売場で生鮮食品などを陳列する「冷凍・冷蔵ショーケース」を中心に、フード機器の専門メーカーとして食を支え、高度な温度コントロール技術で業界をリードしています。
製品開発に留まらず、飲食店の厨房やスーパーなどの店舗全体の設計にも関わっており、現在では、冷凍食品等を作る食品工場やお弁当・惣菜を加工する工場といった大型建物の設計や施工にも携わっています。
製品としては、医療理化学分野にも進出し、病院や研究開発の現場でも利用される製品も扱っております。食の流通を幅広く支えるだけでなく医療理化学分野でも人の命に役立っている会社です。

導入の決め手

採用課題

就活早期化による母集団形成の難航と内定辞退率の上昇

導入効果

マッチ度の高い理系学生から想定以上のオファー受諾!

テックオファー導入の決め手/狙いは競争率の高い理系人材の採用

“就活早期化” “オンライン活用” 就活の変化に対応したい…!

― TECH OFFER導入前にはどのような課題がありましたか?

母集団形成と内定辞退率の上昇です。

ー具体的にはどのような状況だったのか、お悩みをお聞かせ下さい。

オフィス外観

年々就職活動が早期化し、今までと同様の手法・スケジュールでの採用では学生がすでにいない状況でした。

特に大学内のセミナーでは、登壇しても学生参加者がいないなど、コロナの影響もあり集客力に乏しさを感じておりました。学生がイベント開催自体すら知らないことも多いです。

各社主催のオンラインイベントが数多く開催される状況下で、大学イベントで苦戦するようになり、弊社も今まで通りのやり方では難しいのかなと年々感じるようになりました。

そこで、学生さんにどんなサイトを使っているのかを聞いた際、「TECH OFFERなどのスカウト型しか使ってないです。」と、4人中3人が答えていて、学生にとってより効率良く行える就活スタイルに変化してきていると感じました。

ー内定辞退率の上昇についてはどのような状況でしたか?

もともと内定辞退率が低かったわけではないですが、コロナ禍になってから顕著になりました。一度も会わないまま最終面接まで進むこともあったためか、辞退率が上昇している状況でした。

理系採用の競争率アップを痛感!理系に特化したTECH OFFERでミスマッチ削減

ーTECH OFFERの利用によってどのように変わりましたか?

内定辞退率の課題については、個別面談で会う回数を増やすなど、今までも工数はかけていましたが、TECH OFFER経由であれば、こちらは学生の専攻などがわかり、かつ学生も「自分のこんなところに興味を持ってくれている」と理解したうえでスタートできるので、工数として会う回数1回分を減らすことができると感じています。

「初めまして」の状態からお互いに何を思っているのか探り合って…という1回分がないことは大きいですね。

オフィス内写真

ー導入の決め手はどのような点でしたか?

理系に特化したオファーサイトというところと、早期からの母集団形成強化のためです。

製品開発、店舗設計、システムエンジニアの職種で、毎年15名程度、理系学生の採用を目標としています。

システムエンジニアに関しては、他社では文系を採用するケースもあると思いますが弊社では理系と割り切っているため特に理系採用に注力しています。

ただ、昨年は10名程度、今年は10名に達しない程度と年々厳しくなっており、理系採用の難易度は上がっています。

そのなかで、各社の求人倍率も上がっていっていますので、どこまで上がっていくんだろうと少し怖いです。

こうした状況下で母集団形成を強化していくために、導入を決めました。

ーTECH OFFER導入後の効果や感想について教えてください。

最終的な成果は何人採用できたかになると思いますが、経過としてはかなり順調だと思っております。

想定以上の受諾もいただき、あとはいかに選考に進んでいただき内定承諾に繋げていくかというところです。

ここについては、社内でどう対応していくかだと思いますので、頑張ります。

ー受諾学生や選考に進んでいる学生の印象はいかがですか?

やはりTECH OFFER経由の学生でマッチ度の低い学生はいませんね。例年、製品開発、店舗設計、システムエンジニア採用がメインとなっておりますが、ナビサイトですと、その他の職種をイメージして参加される方も一定数いらっしゃいます。

結果として、学生の方も希望の職種がなく、お互いにミスマッチとなってしまうことはどうしても発生してしまいます。

しかし、TECH OFFER経由の学生は、何かしら弊社がターゲットとしているキーワード(素養)を持っていますので、効率の良さを非常に感じております。

また、現状は大学院生が多いです。

弊社の場合、毎年、理系の採用枠の中で大学院生は10名中2~3名程度なんです。

ところが、現在、選考に上がってきているのは大学院生が6割程を占めています。

大学院生のほうが早期から就活を始められており、早い方は修士1年目から就職を意識して動いている方もいますから、学部生はもう少しあとから火が付くのかなとも思っています。

採用方針として、大学院生と学部生の割合に明確な目標はないですが、素養を持っている大学院生にアプローチできていることは良い変化だと感じます。

オフィス内

学生との個人面談に注力 お互いに納得できる採用活動を大切に

ー理系採用活動において、大事にされていることはありますか?

私個人が思うことですが、入社後、しっかりと活躍していただかないとお互いに不幸だと思うんですね。

学生の専攻や能力というよりも、入社して「何ができる」のか、かつ「何がしたい」のかを学生の皆さんに持っていただけるよう面談や説明会を進めていきたいと考えております。

オファー受諾後は、30分~1時間程度の個人面談を実施しており、こちらからの情報提供だけでなく学生の就活の話やそれに留まらず部活動の話など、学生さんが話しやすい内容から入っていくことで学生も気持ちが楽に話せるのかなと思っております。

学生さんともお互いに正直に腹を割って話すことで、できるだけミスマッチをなくし、お互いに納得できる採用活動にしたいと思っております。

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ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。