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「新卒採用サイトは数が多いけれど、どれを使えば良いのか分からない…。」とお困りではありませんか?
数多くある新卒採用サイトにはそれぞれ特徴があるので、比較して自社に合ったサービスを選ぶことが大切です。
本記事では新卒採用サイトの主要3媒体を徹底比較します。
記事の最後には新たな採用手法であるダイレクトリクルーティングについても解説するので、新卒採用担当者は必見です。
新卒採用サイトとは
新卒採用サイトは新卒採用をしたい企業が広告を掲載するサイトのことです。マイナビやリクナビ、キャリタス就活が代表例だといえます。
- 企業と学生をつなぐサイト
- 新卒採用サイト離れが進んでいる
本章では新卒採用サイトの概要と近年のトレンドを簡単に解説します。
企業と学生をつなぐサイト
新卒採用サイトは新卒採用をしたい企業と就職したい学生をつなぐサイトです。学生が就活を始める際に、まず登録するのが新卒採用サイトだといえるでしょう。
学生の多くは複数の新卒採用サイトに登録して、企業の情報収集に活用します。
企業は新卒採用サイトに広告を出稿して、自社で採用活動を行っていることを学生に知ってもらえます。複数の新卒採用サイトに出稿することで、多くの学生に情報を届ける機会を得ることが可能です。
新卒採用サイト離れが進んでいる
以前は就活=新卒採用サイトの活用ともいえるほど代表的な存在でしたが、近年は新卒採用サイト離れが進んでいます。
2019年に発覚したリクナビの個人情報漏洩問題が原因で、登録者学生数は減少傾向です。また中途採用市場での代表的手法であった人材紹介サービスやダイレクトリクルーティングなどの新たな採用手法の登場により、企業も新卒採用サイトに頼らない採用手法を模索しています。
新卒採用サイト主要3媒体を徹底比較
本章では以下の主要新卒採用サイトをさまざまな面から比較します。
- マイナビ
- リクナビ
- キャリタス就活
下記の表をご覧いただくことで、大まかな情報を比較いただけます。
掲載料金目安 | 学生登録数 | 掲載社数 | |
マイナビ | 80万円~ | 828,066人 | 26,367社 |
リクナビ | 40万円~ | 695,847人 | 12,650社 |
キャリタス就活 | 50万円~ | 約400,000人 | 約20,000社 |
それぞれの新卒採用サイトの特徴を確認していきましょう。
マイナビ
画像引用:マイナビ2023公式サイトより(最新の2026公式サイトに遷移します)
マイナビは登録学生数、掲載社数ともに日本最大の新卒採用サイトです。就職活動を行う学生のほとんどが登録している新卒採用サイトであり、まずはマイナビを活用しようと思う企業も多いでしょう。
日本最大級の合同説明会である「マイナビ就職EXPO」を開催しており、あらゆる業界の企業が活用しています。
「マイナビ看護学生」や「薬学生ナビ」「理系マイナビ」など、業界に特化したサイトもあり、まさにオールマイティーな新卒採用サイトだといえるでしょう。
リクナビ
画像引用:リクナビ2023公式サイトより
リクナビはマイナビと並ぶ日本を代表する新卒採用サイトです。パソコンの普及率が急激に高まった1997年から運営しており、インターネットを活用した採用活動の先駆けともいえます。
「リクナビ仕事万博」という学生がインターンシップや1day仕事体験を探せる採用イベントを主催しており、早期の採用活動にも対応しています。
キャリタス就活
画像引用:キャリタス就活2023より
キャリタス就活は株式会社ディスコが運営する新卒採用サイトです。知名度では劣りますが、学生登録数と掲載社数ともにマイナビやリクナビと遜色ありません。
マイナビやリクナビにはないサービスとして「キャリタスContact」を展開しています。採用活動における学生とのコミュニケーションをすべてLINEで完結できるサービスであり、他の新卒採用サイトとの差別化を図っているといえるでしょう。
新卒採用サイトを使うメリット
企業は新卒採用サイトを使うことで下記のメリットがあります。
- 多くの学生に情報を伝えられる
- 採用担当者向けのサポートを受けられる
それぞれのメリットを本章で詳しく確認していきましょう。
多くの学生に情報を伝えられる
企業が新卒採用サイトを活用する最大のメリットは、1つの広告で多くの学生に情報を届けられるということです。
自社で採用サイトを構築しようと思うと、サイトのビジュアルからコンセプトまで1から考える必要があり、時間と工数が掛かります。
新卒採用サイトに掲載する広告はフォーマットに沿って作成できるため、比較的早く広告掲載まで進められるのもメリットの1つです。
採用担当者向けのサポートを受けられる
新卒採用サイトを活用することで、採用のプロによるアドバイスを受けられる場合もあります。長年新卒採用サイトを運営してきた専門家のアドバイスや採用トレンドなど、新卒採用に関する有益な情報を得られるのもメリットです。
新卒採用のノウハウがなく、何から始めれば良いか分からないという企業にとっては、頼もしいサポートになるかもしれません。
新卒採用サイトを使うデメリット
メリットも多い新卒採用サイトの活用ですが、以下のようなデメリットも存在します。
- 情報が埋もれてしまい学生に届かない
- 掲載内容を自由に表現できない
- 応募待ちのスタイルになる
本章で詳しく紹介しますので、新卒採用サイト利用時は注意しましょう。
情報が埋もれてしまい学生に届かない
前述したとおり、新卒採用サイトには多くの企業が情報を掲載しています。マイナビであれば、掲載社数は20,000社を超えます。また新卒採用サイトへの広告出稿にはプランがあり、高額なプランほど優先して掲載されるのが実状です。
そのため、知名度が低い企業であれば学生の目に留まらず、情報を届けられない可能性もあります。情報が埋もれる可能性があるのが、最大のデメリットです。
掲載内容を自由に表現できない
新卒採用サイトの広告は基本的にサイトに合ったフォーマットで構成されます。掲載内容で競合他社との差別化が難しいのがデメリットです。
フォーマットがあることで簡単に採用担当者の工数は削減できますが、学生に情報を見てもらうという点ではインパクトに欠けます。
結局、自社の採用サイトや特設サイトに誘導することになり、二重で手間が掛かる可能性もあります。
応募待ちの採用スタイルになる
新卒採用サイトの活用は、広告出稿という採用スタイルとなるため、学生の応募を待つしかありません。待ちの採用スタイルのため、自社から能動的なアプローチができないのがデメリットです。
学生から応募があったとしても、自社に合う人材かどうかは面接してみないと分かりません。ターゲットとする人材が採用できないというケースもありえるでしょう。
ダイレクトリクルーティングという選択肢
新卒採用サイトを活用した採用活動で思ったような成果が出ない企業は、ダイレクトリクルーティングという手法を検討しましょう。
- 確実に学生へ情報を届ける
- ターゲットに個別でオファーできる
- 企業から仕掛ける攻めの採用スタイルが可能
ダイレクトリクルーティングには上記の特徴があり、効果的な新卒採用が可能です。本章で特徴を詳しく確認しましょう。
確実に学生へ情報を届ける
オファー型のツールであるダイレクトリクルーティングを活用すれば、確実に学生へ情報を届けることが可能です。届ける情報も自社で自由に工夫できるため、他社との差別化も十分にできます。
新卒採用は学生からまず認知されなければ始まりません。ダイレクトリクルーティングサービスに登録した学生の中には「知らなかった企業からのオファーがきっかけで就職を決めた」という人もいます。
ターゲットに個別でオファーできる
ダイレクトリクルーティングを活用すれば、ターゲットとする人材に個別でオファーが可能です。
ターゲットによってオファー文を変えるなど、学生に刺さるコンテンツ配信が可能なため、自社に関心を持ってもらいやすくなるでしょう。
学生個人とやり取りができるため、面接日程の調整なども柔軟に対応できるのもメリットです。
企業側から仕掛ける攻めの採用スタイルが可能
待ちの採用スタイルである新卒採用サイトとは違い、ダイレクトリクルーティングはターゲットに対して能動的にアプローチできます。
あらかじめターゲットとなる学生像を明確にしておくことで、採用活動を効率良く行うことが可能です。
自社にマッチするであろう母集団に特化して採用活動ができる「攻めの採用スタイル」がダイレクトリクルーティング最大の特徴です。
ダイレクトリクルーティングなら『TECH OFFER』を活用しよう
新卒採用サイトは多くの学生に情報を届けられる可能性がある一方で、情報が埋もれてしまうリスクもあります。少子高齢化が進み、労働力人口が減少する日本においては、採用競争が今後激化していくでしょう。
ダイレクトリクルーティング『TECH OFFER』を使えば、優秀な理系学生にターゲットを絞った「攻めの採用スタイル」が可能です。
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