Contents
「理系学生の就活スケジュールを知りたい」「文系学生と就活のスケジュールが違うの?」
そのように考えている採用担当者は多くいます。この記事では、理系学生の就活スケジュールを解説します。
理系学生の就活スケジュールは文系と違うため、同じスケジュールで採用を進めてはいけません。
採用をする際に知っておきたい「24年卒・25年卒の就活スケジュールの動向」や「スケジュールで意識したいポイント」「理系採用におすすめのツール」も紹介しています。
理系学生の就活スケジュール【24年卒】【25年卒】
理系学生の就活スケジュールは、文系と大きく違います。更に細分化すると、学生と院生でもそれぞれ異なります。大きな就活スケジュールは変わっていないため、年度が変わっても流用できるでしょう。
以下に分けて解説します。
- 学生の就活スケジュール
- 大学院生の就活スケジュール
学生の就活スケジュール
大学生のスケジュールは、文系と同じくインターンシップから始まります。違うのは就活が始まるタイミングで、卒業研究と大学院入試が重なる点です。そのため、以下のようなスケジュールで就活に動く学生が多くいます。
- 2023年5月~2024年2月:インターンシップ
- 2024年2月~2025年1月:卒業研究・卒論
- 2024年7月~2024年9月:大学院入試
2023年5月~2024年2月:インターンシップ
理系学生も文系学生と同じく、3年生の夏前頃からインターンシップに参加します。3年生の期間はまだ余裕があるため、参加しやすい時期です。インターンシップ以外にも、以下を行う学生がいます。
- 業界研究
- 企業研究
- 自己分析
理系学生は論理的に考えるため、これらは得意中の得意です。企業を研究し、どのような場所なら自分を活かせるかを判断します。
理系学生での採用でもインターンシップを活用していくと良いでしょう。
2024年2月~2025年1月:卒業研究・卒論
インターンシップが終わったタイミングで、理系学生は卒業研究・卒論に取り掛かります。文系学生が就職活動をする中で研究をしなければいけないため、当然ながら割ける時間がほとんどありません。
結果として、就活市場にあまり出てこなくなります。そのため、企業がどれだけ学生のスケジュールを尊重できるかが採用で重要なポイントです。
研究によっては更に後ろにずれ込む可能性がある点にも注意しておきましょう。
2024年7月~2024年9月:大学院入試
卒業研究・卒論と同じタイミングで大学院入試があります。就職ではなく進学を考えている学生は、卒業研究と同時並行でこなします。もちろん、就活市場には出て来ません。
明確な理由がある進学組を採用するのは難しいため、関係性を作っておく程度に留めてくと良いでしょう。
大学院生の就活スケジュール
大学院生を採用したい場合も、就活スケジュールを把握しておく必要があります。ただし、理系学生と違って非常にわかりやすいのが大学院生の特徴です。研究と発表を交互に繰り返すため、以下の日程を覚えておけば就活市場で効果的にアプローチできます。
- 2023年5月~2025年1月:卒論
2023年5月~2025年1月:卒論
大学院生の就活スケジュールは、極めてシンプルです。卒論をこなしつつ、合間に試験や学会を受ける日が続きます。就活は、その合間に行います。
採用側としてはわかりやすい反面、通年採用も視野に入れなければいけないスケジュールです。どれだけ選考を受けやすい環境を整えられるかが採用のポイントとなります。
理系学生の就活スケジュールに寄り添って採用に成功した事例2選
理系学生の就活スケジュールは特殊ですが、それに寄り添った採用スケジュールを組むことで成功した企業も多くあります。ここからは、理系学生の採用に成功した事例を2つ紹介します。
高周波熱錬株式会社
高周波熱錬株式会社は、日本で初めてIHを事業化・工業化した企業です。熱処理のリーディングカンパニーとして、オリジナル部品なども展開しています。
そんな高周波熱錬株式会社が課題としていたのが、理系学生の採用でした。文系学生と比べて就職活動の動きが速く、採用担当の人数が少ないことから効果的なアプローチができずにいました。
そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入。自社が求める人材に直接アプローチを開始します。
オファーを受諾してくれた学生に対して電話をかけ、訴求力を上げることに成功。学生も連絡を待つだけでいいので、スケジュール調整も用意に行えました。
結果、欲しい人材の採用に成功しています。
参考記事:これまで出会えなかった層と接点を持てた
株式会社構造計画研究所
株式会社構造計画研究所は、エンジニアリングコンサルティング及びプロダクツサービスを中心に事業を展開している企業です。
理系採用においてナビ媒体経由での内定者を募集していましたが、年々減少の傾向にあったことから、新しい採用チャネルを探していました。
そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入。自社が求める人材に直接アプローチを開始します。
4月の早い時期から活用し、力を入れている夏期インターンシップへの誘導をしたところ、母集団形成に成功しました。結果、内定者の半分がインターンシップからの採用という結果に。
理系学生の早いスケジュールに対応して成功した事例です。
参考記事:幅広い学生へのアプローチを実現し、かつ母集団形成に重要なインターンシップへの参加募集時から活用することにより、低負荷で高い効果を実感
理系学生の就活スケジュールで意識したいポイント
理系学生の採用では就活スケジュールに寄り添えるかどうかが重要です。理系学生が動きやすいように心がけましょう。
そこで意識したいのが、以下の3つのポイントとなります。
- 理系特価の採用ツールを使う
- 大学と連携する
- オンラインを活用する
理系特化の採用ツールを使う
理系採用で活用したいのが、理系に特化した採用ツールです。理系学生は総合型のナビサイトにも登録していますが、特化型にも同じように登録しています。
特化型のツールは文系と理系が入り混じっている総合型よりも、理系の求人を探しやすい特徴があります。理系学生の就活スケジュールを加味した採用活動もできるため、ぜひ活用しましょう。
大学と連携する
理系学生は、大学や研究室からの推薦で就職するケースが多くあります。そのため、大学と連携する方法も意識したいポイントです。連携すれば、更に以下のメリットがあります。
- 理系学生が研究に集中できる時間を確保できる
- 先輩社員からの紹介なので理系学生の不安を払拭できる
- 学内でイベントを開催すれば理系学生が参加しやすくなる
どれも採用において重要です。ただし大学との関係性は一朝一夕で作れるものではないため、中長期的なスパンで見る必要があります。
オンラインを活用する
就活スケジュールを意識するのならオンラインは重要です。場所を選ばず相手と繋がれるため、理系学生が参加しやすい場所や機会を作れます。
近年は新卒採用をオンライン化する企業も多く、採用率も60%を超えています。活用しない手はありません。
理系学生の就職活動は文系学生と大きく違うため、本格的に動こうとしたら求人がないなんてことも良くあるケースです。そうした場合にオンラインが効果を発揮します。
どこでも繋がれるので、都会・地方関係なく使えます。就活スケジュールに寄り添った採用をするのであれば、必須と言って良いでしょう。
新卒採用のオンライン化については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ確認してください。
新卒採用をオンライン化しよう!オンライン化のポイントを解説
理系学生の就活スケジュールに寄り添えるおすすめの採用方法
理系学生の就活スケジュールに寄り添った採用をするなら、活用したい採用方法があります。従来のナビ媒体経由の採用方法も良いのですが、取りこぼしが心配です。
採用をする際は以下のサービスも併用すると良いでしょう。
- エージェントサービス
- ダイレクトリクルーティング
エージェントサービス
理系学生の就活スケジュールに寄り添える採用方法に、エージェントサービスがあります。ナビ媒体では出会えない層と出会える点が魅力です。近年は新卒採用でも徐々に利用者が増えています。
エージェントに任せられるため、以下のメリットがあります。
- 採用担当者の負担が減る
- 希望通りの人材を確保できる
採用担当者が採用以外の部分に注力できるため、幅広い施策を取れます。エージェントとの意思疎通がしっかりできていれば、希望通りの人材確保も容易でしょう。
ただし、コスト面で割高となる可能性があります。採用担当者のスキルも育ちにくいため、デメリットを認識した上で利用してください。
ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングも理系学生の就活スケジュールに寄り添える採用方法となります。登録している学生に企業からアプローチするため、学生は待っているだけで良いのがポイントです。
企業としても知名度に関係なく欲しい人材に直接オファーを送れるので、採用の確度を上げられます。関係性作りもしやすく、インターンシップなどのイベントへの誘導も容易です。オンラインを活用することで、更に効果を発揮します。
理系学生の就活スケジュールに寄り添った採用方法なら、ダイレクトリクルーティングも活用しましょう。
理系学生の就活スケジュールに寄り添った採用をするならダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』
理系学生の就活スケジュールは、24・25年卒ともに同じです。文系学生が就活をしている中、研究に時間を割いています。就活に使う時間が少ないのが特徴です。
採用するのであれば、理系学生に寄り添った採用スケジュールを組みましょう。ナビサイトの他、大学と連携するなど様々な方向からアプローチをかけてください。
中でも最もおすすめなのが、ダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』です。自社が欲しい理系学生に直接アプローチできます。関係性を構築しやすく、就活生のスケジュールを考慮した採用が可能です。ぜひ1度お気軽にご相談ください。