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「Web説明会をしているけれど、学生が集まらない…。」とお困りではありませんか?
従来の対面式説明会からWeb説明に移行して、うまくいかなくなったと感じる企業は多いかもしれません。Web説明会を通じて、母集団形成を行うにはいくつかのポイントがあります。
本記事では新卒採用を成功に導くWeb説明会を実施するポイントをわかりやすく解説します。記事の最後に母集団形成を行うWeb説明会以外の手法も紹介しますので、採用担当者は必見です。
新卒採用のWeb説明会を成功させるポイント
コロナ禍で採用活動は一気にWeb化が進みました。Web説明会もその1つです。新卒採用のWeb説明会を成功させるためには、以下のポイントを意識する必要があります。
- ターゲットを明確にしておく
- 自社の魅力を伝えるコンテンツを意識する
- 次の採用ステップへの導線を意識する
それぞれを詳しく確認していきましょう。
ターゲットを明確にしておく
学生と対面して行う説明会と比較して、Web説明会は会場という制約がないので開催しやすいという特徴があります。
しかし、開催しやすいからといって闇雲に開催するのはNGです。まずは開催する前に自社であらかじめターゲットを決めておきましょう。
採用したい人材像を明確にしておくことで、学生の心に刺さるWeb説明会が実施できます。
自社の魅力を伝えるコンテンツを意識する
ターゲットが決まれば、次は学生に向けてアピールするためのコンテンツを作っていきます。ここで重要なのが、いかにして自社の魅力を伝えるかということです。
現代は学生が企業研究をYouTubeで行う時代です。動画を見る目が肥えた学生が相手になるため、学生目線に立って飽きないコンテンツを意識しましょう。
単純な企業紹介を行うだけではなく、製品や今後のビジョンなどをストーリーで紹介することも大切です。
次の採用ステップへの導線を意識する
Web説明会は対面方式でないため、関心を無くした学生が離脱しやすいという欠点があります。Web説明会はあくまで次の選考ステップに進んでもらうために行うものです。多くの学生が離脱してしまっては、元も子もありません。
Web説明会を行う際は、次の採用ステップへ学生に進んでもらえるような対策を講じることが必要です。説明後にアンケートを実施して、常に改善点を探すようにしましょう。
新卒採用のWeb説明会を実施する注意点
新卒採用のWeb説明会を行うことに慣れていない企業は、対面で行う説明会と同様に考えて失敗してしまうケースがあります。Web説明会を実施する場合は以下の点に注意しましょう。
- 事前に集客を行う
- トラブルを想定して準備する
- コミュニケーションの取り方を工夫する
ポイントを押さえることで、Web説明会が成功に近づきます。
事前に集客を行う
会場に行く必要がないWeb説明会は学生が気軽に参加できる一方で、キャンセルが発生しやすいという特徴があります。Web説明会を開催する際は、事前に就活ナビサイトや自社の採用サイト、SNSなどを通じて事前に集客を行いましょう。
Web説明会の情報を複数回にわけて配信するなど工夫を行うことで、学生の期待度を高められます。自社で設定したターゲット層の学生に参加してもらえるように、意識して集客を行いましょう。
トラブルを想定して準備する
Web説明会はインターネット回線を利用するため、通信トラブルが起こる場合があります。企業側は開催する前にテストを行い、トラブルが起こる可能性を少しでも低くしておくことが大切です。
通信トラブルは学生側でも発生する可能性があります。学生側でトラブルが発生した場合に備えて、内容を録画して後日配信するなどの配慮も必要です。
コミュニケーションの取り方を工夫する
学生と対面しないWeb説明会では、学生とのコミュニケーションが難しくなります。企業の担当者からの声掛けに学生からの反応がなくなる場面もあるかもしれません。
本題に入る前に、学生が発言しやすい環境にするためのアイスブレイクを行うなど、コミュニケーションの取り方を工夫しましょう。
参加した学生から質問しやすい雰囲気だったかどうかアンケートを取り、都度内容を改善していくことも大切です。
Web説明会で新卒採用の母集団形成を行う手順
母集団形成に重要なWeb説明会は以下の手順で行いましょう。
- コンテンツを企画する
- 配信方法を検討する
- 自社サイトやSNSで告知する
- Web説明会実施後に振り返りを行う
それぞれの手順を確実に行うことで、母集団形成がスムーズに進みます。詳しく確認していきましょう。
コンテンツを企画する
まずはターゲットになる学生が興味を持つようなコンテンツを企画していきます。
例えば、理系学生にアプローチしたいのであれば、研究職や生産技術職など理系職種に関する特集動画を作りましょう。実際の生産現場がわかるような紹介動画が作れれば、学生の関心度が高まります。
淡々と紹介するのではなく、製品や仕事にストーリーを付けることで学生の心が動きやすくなるでしょう。
配信方法を検討する
Web説明会にはライブ配信型と録画配信型の2つがあります。コンテンツをどちらで配信するか決めることが大切です。
ライブ配信型でWeb説明会を行う場合は、事前にどのようなコンテンツを紹介するのか告知を行いましょう。ライブで限定的にコンテンツを配信すると告知しておけば、学生の関心を高められます。
録画配信では自社の事業や製品について深く知れるようなコンテンツを配信しましょう。関心がある学生は何度も視聴し、自社への理解度が高まります。
自社サイトやSNSで告知する
Web説明会を成功させるためには、事前に告知を行い集客数を増やすことが大切です。就活ナビサイトや自社の採用サイトはもちろんのこと、SNSなども活用して集客数を増やしていきましょう。
ライブ配信型のWeb説明会に向けて興味がピークになるように情報を小出しにするなど、告知方法も工夫することが大切です。
Web説明会実施後に振り返りを行う
Web説明会を実施した後は、必ずアンケートを取りましょう。学生がどのコンテンツに興味を持ったのか、コミュニケーションは取りやすかったかなどの情報は、アンケートから取得可能です。
アンケートの結果から次回開催までに内容を改善しましょう。Web説明会に慣れている企業はまだまだ少ないのが実状です。他社と差を広げる意味でも、常に改善を続けていくことが重要となります。
Web説明会以外の母集団形成手法
新卒採用に重要な母集団形成はWeb説明会以外にも色々な方法があります。代表的なものは以下のとおりです。
- 就職ナビサイト
- 採用サイト
- ダイレクトリクルーティング
それぞれの特徴を解説しますので、自社に合った手法を取り入れていきましょう。
就職ナビサイト
リクナビやマイナビといった就職ナビサイトへの広告出稿は、母集団形成の代表的な手法です。学生の多くは2~3の大手就職ナビサイトに登録して、企業情報の収集を行います。複数の就職ナビサイトへ広告を出せば、学生の目に留まる機会が増えるでしょう。
多くの企業が広告を出す就職ナビサイトでは、学生が検索した際に上位表示されるかどうかがポイントです。広告を出しても学生に見られなければ母集団形成にはつながりません。
採用サイト
自社で採用に特化した「採用サイト」を開設すれば母集団形成が可能です。
近年では自社でターゲットとなる学生に絞った採用サイトを開設する動きが目立っています。例えば、理系人材やクリエイティブ職限定の採用サイトです。
就職ナビサイトと組み合わせて使われることが多く、母集団形成できるかどうかは、やはり学生に見られるかどうかにかかっています。
ダイレクトリクルーティング
別名オファー型の就活サービスであるダイレクトリクルーティングでも、母集団形成が可能です。
ダイレクトリクルーティングはサービスに登録している学生に、企業から直接アプローチする手法です。学生からの応募を待つのではなく、企業からアプローチできるため、能動的に母集団を形成できます。
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新卒採用はWeb説明会やWeb面接など、Web化が劇的に進んでいます。学生もWeb化に慣れてきているため、企業としても早期に新卒採用のWeb化を図ることが大切です。
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