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「対面採用イベントのメリットを知りたい」「オンラインのイベントと何が違うの?」
そのように考えている採用担当者は多くいます。この記事では対面採用イベントのメリットについて解説しています。
対面採用イベントは、企業と学生が直接話せる貴重な機会です。イベントを実施する際に知っておきたい「メリット・デメリット」の他、「成功させるポイント」や「対面採用イベントの種類」を紹介しています。
対面採用イベントのメリット
対面採用イベントは、採用担当者と学生が直接会える貴重な機会です。中でも以下は対面採用イベントならではのメリットだといえます。
- その場の空気を伝えやすい
- 臨機応変に対応しやすい
- 社員と学生が直接話せる
- 個人的な質問ができる
その場の空気を伝えやすい
対面採用イベントは、その場の空気を感じてもらうのに適しています。オンラインでは絶対に伝わらない情報です。生の現場にいるからこそ、以下の空気が伝わります。
- 会場にいる学生の世数
- 参加している社員の様子
- 身振り手振りの効果
対面採用イベントは会場で行うことがほとんどです。実際に会うため、企業・学生がお互いを知る良いチャンスになり、その場にいるだけでも、オンラインよりも多くの情報が伝わります。身振り手振りの効果もオンラインより大きく伝わるでしょう。
これらのことから、対面採用イベントはその場の空気を伝えるなら最適と言えます。
臨機応変に対応しやすい
対面採用イベントは、スタッフがその場で対応します。オンラインと比べて臨機応変に対応しやすいというメリットがあります。
一人ひとりに目を向けられるのは、対面採用イベントならではの特徴です。オンラインでは、参加者全員に目を配るのは不可能と言って良いでしょう。
対面採用イベントならば、参加者の表情を見るだけですぐにフォローを入れるといった対応が可能です。追加で情報を投げ込むこともできます。
臨機応変に対応するなら、対面採用イベントは非常に優れています。
社員と学生が直接話せる
対面採用イベントでは、オンラインと違って社員と学生が直接話せる環境を作れます。特に引っ込み思案な学生の場合、他の参加者がいると緊張して話せないこともあるでしょう。そうした際にフォローできるのは、対面採用イベントならではの特徴です。
またオンラインと違って学生とコミュニケーションを取りやすい点もあります。直接話すことでお互いの認識を埋められ、志望度向上に繋がります。接点を増やすという意味合いでも、対面採用イベントのメリットは大きいのです。
個人的な質問ができる
学生が個人的な質問ができる点も、対面採用イベントのメリットと言えます。オンラインだと以下によって質問し辛いためです。
- 全員の前で質問
- 個別に連絡を取って質問
社会人に対しての質問となると、それだけで気後れする学生もいます。参加者全員の前ならなおさらです。しかし対面採用イベントなら、参加したその場で個別に質問できます。
担当者が質問に回答し、学生の不安や疑問を解消することで、効果を持ってもらえるでしょう。
対面採用イベントを活用して採用に成功した事例2選
対面採用イベントを活用し、自社が求める人材を採用した企業は多くあります。ここからは、実際に成功した事例を2つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
株式会社FUJI
株式会社FUJIは、世界の生産現場を支える産業用ロボットなどを開発・製造・販売している企業です。電子部品実装ロボットの分野でトップシェアを誇ります。
株式会社FUJIが課題としていたのは、機械系以外の理系学生の採用です。学生からの認知度が機械系に偏っていたことから、欲しい人材を思うように採用できずにいました。
そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入して、自社が求める人材に直接アプローチを開始します。
ターゲット像にマッチする学生にオファーを送り、反応のあった学生に対して個別面談や選考を案内。更にインターンシップを含めた採用ツールとしても活用しました。
結果、これまで出会えなかった属性の学生と出会えた他、オンラインでも対面採用イベントと同等の効果を得られ、採用に成功しています。
株式会社椿本チエイン
株式会社椿本チエインは、チェーン事業を主軸に事業を展開する企業です。中でも産業用チェーンと自動車のエンジンに使用するタイミングチェーンシステムでは世界トップシェアを誇ります。
そんな株式会社椿本チエインが課題としていたのは、地元以外の高学歴理系学生の採用です。特に母集団形成に苦戦していました。
そこでダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』を導入して、自社が求める人材へ直接アピールを開始します。
オファーの返信があった学生に電話で個別面談を実施し、自社のアピールをした後にイベントに誘致する方法を取りました。結果、これまで出会えなかった学生に参加してもらえ、採用にも成功しています。
参考記事:これまで苦戦していた関東圏の学生の採用に成功!採用活動の効率化にも貢献
対面採用イベントのデメリット
対面採用イベントはメリットばかりではありません。以下のデメリットもあります。
- 人員確保や工数が必要
- コストがかかる
人員確保や工数が必要
対面採用イベントは実際に会場に参加して行うため、人員確保や工数が必要です。イベントの規模によっても異なりますが、数名は必要となります。多くのイベントは数日にわたって開催されるため、スケジュール確保もしなければいけません。他にも以下の作業が必要です。
- 会場の確保
- ブース装飾
- 配布する資料の準備
- 参加者のスケジュール調整
- コンテンツ作成
他部署を巻き込む場合、調整力も求められます。対面採用イベントはその性質上、人員確保と工数が必要な点は覚えておきましょう。
コストがかかる
対面採用イベントはコストがかかります。規模にもよりますが、以下が相場です。
- 小規模なイベント:20~30万円
- 大規模なイベント:50~100万円
イベントによっては、ブース代が加算されることもあります。更に移動費や宿泊費なども必要です。しかもこれらのコストは、成果に関わらず、参加を決めた時点で発生します。
オンラインと比べてコストがかかってしまう点は、対面採用イベントのデメリットと言えます。
対面採用イベントを成功させるポイント
対面採用イベントは、何となく開催・参加してはいけません。最大限の効果を得るなら、以下のポイントを意識しましょう。
- 最初はオンラインから
- 採用計画を立てておく
- 参加者にフォローをする
最初はオンラインから
対面採用イベントでネックなのが、参加しても学生が興味を持ってくれない点です。そこで、まずは気軽に参加できるオンラインから接点を作ります。ダイレクトリクルーティングに代表される学生と接触できるツールを使って、対面採用イベントに参加しやすい状態を作ってください。
オンラインで興味を持ってもらえれば、対面採用イベントへスムーズに誘導が可能です。その際、対面採用イベントの魅力も一緒に伝えるようにしましょう。
オンラインは気軽に使えるため、きっかけとして活用してください。
採用計画を立てておく
対面採用イベントは採用方法の1つに過ぎません。まずは対面採用イベントを含めた採用計画を立てておくことが重要です。
過去の採用実績と今後の事業計画を元に、どんな人材が欲しいのかを明確にしましょう。それに沿って対面採用イベントを実施・参加することで、効率的なアプローチが可能です。
参加者にフォローをする
対面採用イベントに限らず、イベント後の参加者へのフォローは大切です。学生にも必ずフォローを入れておきましょう。以下が効果的です。
- 感想を聞く
- 不安や疑問点をヒアリング
イベントで話したからといって、必ず志望してくれるわけではありません。次に繋げるためにも、アフターフォローは大きな意味を持ちます。自分に興味を持ってくれたと感じてもらえるように、適切にフォローをしてください。
対面採用イベントの種類
一口に対面採用イベントと言ってもその種類は様々です。中でも採用において広く利用されているのは、以下の2つになります。
- 合同説明会
- インターンシップ
合同説明会
合同説明会は、対面採用イベントで最もメジャーな方法です。多くの企業が実施しています。企業と学生が出会う場所として期待できます。以下の種類があります。
- 民間主催の合同説明会
- 大学主催の合同説明会(学内説明会)
- 行政・自治体主催の合同企業説明会
- 大学での個別企業説明会
どれも一長一短です。規模の大小でリーチできる学生の数も変わってくるので、適切に判断しましょう。合同説明は多くの学生と出会える点において唯一無二です。戦略を練った上で参加してください。
インターンシップ
インターンシップも人気の対面採用イベントです。毎年多くの企業が実施しています。学生からの興味関心も高いため、ぜひ実施しておきたいところです。以下の3種類があります。
- 夏期インターンシップ
- 秋・冬インターンシップ
- 長期インターンシップ
中でも最も人気なのが夏期インターンシップです。夏休みを利用するため、参加のハードルが下がります。
ダイレクトリクルーティングのように学生と直接コンタクトを取れるツールを活用することで、スムーズな誘導が可能です。
25卒の最新インターンシップは以下の記事で解説しています。
対面採用イベントのメリットを活かすならダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』
対面採用イベントは学生と企業が直接顔を合わせるため、お互いを肌で感じられるメリットがあります。直接話すことで、疑問点や不安をすぐに解消できるでしょう。
一方で、コストや手間がかかりるので、失敗しないためには入念な準備が求められます。
対面採用イベントでメリットを活かしたいなら、ダイレクトリクルーティングの『TECH OFFER』がおすすめです。学生と直接話せるため、対面採用イベントの前後で大いに活用できます。ぜひ1度お気軽にご相談ください。