採用担当者の「やる気」を引き出すUIとオファー
一括送信機能で効率的に母集団を形成

クラウドエース株式会社

利用目的・採用課題
母集団形成ができない
業界
IT・WEB・情報系
企業規模
501名~1000名
 クラウドエース株式会社
取材日:2025/05/06

Google Cloud に特化したシステムインテグレーターとして企業のGoogle Cloud 導入・開発・運用をワンストップで支援するクラウドエース株式会社様。新卒社員の約8割がエンジニア職という同社では、理系学生の母集団形成によって新卒採用者数を確実に確保すべくTECH OFFERを活用しています。普段の活用状況やその成果についてお話をうかがいました。

導入の決め手

採用課題

必要数の新卒エンジニアを採用するだけの母集団が形成できていなかった

導入効果

自動オファーによる工数の削減。採用業務に取り組む意欲の醸成

テックオファー導入の決め手/狙いはエンジニア職の新卒社員を確実に採用するため
自社にマッチした母集団を形成できるため
自社内では把握できない市場動向の情報を得られるため

毎年確実にエンジニア職を採用するために活用

TECH OFFERご利用の背景を教えてください。

当社では新入社員の約8割をエンジニア職が占めています。毎年確実にエンジニアを採用するため、理系特化のサービスであるTECH OFFERを利用しています。

―具体的にどのような学生を求めているのでしょうか?

スキル面ではプログラミング経験を必須としています。バックグラウンドとして情報系のスキルがあれば、入社後のスタートダッシュが早く切れるからです。とはいえ、特別に高いスキルを求めているわけではありません。大学での学びではなく独学でも構わないので、何らかのプログラミング経験を持っている方を求めています。言語も特に指定はありません。また、理系でプログラミングスキルをもった学生であれば情報系に限らず、化学系などを専攻した学生もエンジニアとして採用しています。

―人物像としてはどんな学生が理想ですか?

自走力がある方です。どんなにスキルが高い学生でも、「待ち」の姿勢ではなかなかキャリアアップは叶いません。自分から積極的に挑戦・提案できるような学生が当社にはマッチすると考えています。

加えて、チームで業務にあたることが多いので、面接ではコミュニケーションに関する能力や経験も判断材料にしています。大学時代にゼミやサークルなどでリーダー的役割を担っていた方のなかでも、単に役職についていたということではなく、リーダーとして何をしたのかが重視するポイント。自分一人ですべてを回せる力ではなく、周りに働きかける力や周りを巻き込んでいく力を評価しています。

スカウト送信の負担を軽減するUI

―TECH OFFER以外にもダイレクトリクルーティングサービスをお使いとのことですが、どのように使い分けていますか?

TECH OFFER以外にもう一つ、理系特化のダイレクトリクルーティングサービスを使っています。そちらは手動でスカウトを送る仕組みなので、ターゲットとなる学生を見極めながら使っています。一方TECH OFFERは、スカウトの一斉送信機能を活用し、広く母集団を形成することをメインに活用しています。

―TECH OFFERのどんなところに魅力を感じていますか?

いま一斉送信の話をしましたが、手動でもオファーできるのが魅力の一つです。当社に興味を持ってくれた学生には手動でひと言添えながら送るようにしています。

また、2週間以内にログインしているようなホットな学生がわかりやすいアイコンで表示されるなど、UI的に配慮されているのもありがたいです。スカウトの送信は採用担当にとって負担の大きい仕事ですし、正直、なかには使いづらいUIのサービスもあります。つい送信したくなるような、自然に「送ろう」と思えるような画面設計になっているところが素晴らしいと感じます。

一斉送信する際にプログラミングスキルで学生を細かく絞り込めるところも魅力です。経験や開発領域などで非常に細かい絞り込みができます。そのスキルに合わせて文面もカスタマイズできるので、こちらの思いも盛り込みながら学生にアプローチできます。

また、当社では採用管理システムとしてsonar ATSを導入していますが、sonar ATSとの自動連携が可能なので、自動送信からやりとりがスタートした学生をスムーズに管理に移行できています。

登録している学生の幅が広いのもTECH OFFERの魅力です。技術系の学びを深めたスキルの高い学生がいるかと思えば、当社が設定する条件ギリギリの学生もいますが、全体的には技術力とコミュニケーション力のバランスが良い、「話せる」学生が他のサービスよりも多いイメージがあります。

定期的なミーティングで採用活動の不安を払しょく

―テックオーシャンのサポート体制でお感じになることはありますか?

月1回ペースでオンラインのミーティングを設定していただいていることで、都度わざわざ相談するほどではないような小さい困り事も相談しやすく、しっかり解決できています。

ミーティングの場で、私たちが知りたい市場の動向を教えていただけるのもありがたいです。私達は2人とも文系出身であり、またこの会社が初めて務める会社なので、理系の市場についてはまだまだ学ばなくてはいけないことが多いと感じています。その不安を、多くの会社とやりとりされてきたテックオーシャンならではの経験をもとに取り去ってもらっており、おかげで安心して採用活動に取り組めています。ダイレクトリクルーティング以外のサービスも含め、ここまで細かくフォローしていただけるサービスは他にはありません。

―TECH OFFERによって得られた具体的な成果があれば教えてください。

もちろん、最も大きな成果は、TECH OFFERを通じて新卒のエンジニア職を獲得できていることです。特に25卒においては、2名の方から内定承諾をいただくことができました。また、26卒についても現在活動中ですが母集団の確保という目的も達成できています。

工数の削減も実現できています。先ほども話があった通り、スカウトの送信は本当にストレスになりがちですが、一斉送信できることで全体の工数を10分の1ぐらいに減らせている感覚があります。

―今後TECH OFFERおよびテックオーシャンに期待することはありますか?

クラウドエースに合いそうな学生を自動で抽出してくれるようなAI機能があったらうれいいですね。そうすれば、さらに工数を減らしていけると思います。

また、今後は女性エンジニアの比率を上げていきたいと思っているので、女性の登録者を増やしていただくことや、女性エンジニアとかに特化したイベントを企画していただくことなどをお願いしたいです。これまで同様、さまざまな面でサポートしていただけたらと思っています。

ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。