導入事例

– INTERVIEW

ナビサイトでは難しいスキルレベルの見極めが可能に。高スキルの人材獲得と同時にスカウト工数の削減も実現

業界: IT・WEB・情報系

従業員数:連結:2,561人 単体:1,532人(2024年3月31日時点)

採用課題

ナビサイトや合同企業説明会で理想の人材が獲得できていなかった

導入の決め手/狙い

登録学生が多く、スキルレベルを計った上で一斉スカウト送信ができる

効果

求めるスキルレベルに合った人材が獲得できるようになった

株式会社ラクス

交通費・経費精算システム「楽楽精算」や電子請求書発行システム「楽楽明細」など、企業の業務効率化に貢献する数々のクラウドサービスを展開する株式会社ラクス様。高度なITスキルを持つ新卒学生の確保が年々難しくなるなか、TECH OFFERの導入・活用によってその課題を解決しています。


経営管理本部 人財採用部 新卒採用課

取材日:2024/05/23

ターゲットとなるスキルレベルの学生が群を抜いて多い

ー導入以前、新卒採用においてどのような課題を抱えていましたか?

以前はナビサイトへの掲載や合同企業説明会への参加など、マス向けの、「待ち」のスタイルで採用活動を行っていました。ただ、そうした方法では当社が求める人材はなかなか獲得できなくなってきていました。24卒では13名が入社しましたが、そのうちナビサイト経由で入社したのはわずか2名。求める人材を獲得する媒体としては限界を感じていました。

当社のエンジニア採用では、プログラミングの知識に加え一定以上の経験を求めています。しかし、ナビサイトでそうした人材を選別するのは困難です。求めるスキルレベルにマッチするかわからないまま選考に時間をかけるよりは、入口の段階で一定のスキルレベルが担保された学生に絞り、その学生をしっかりフォローアップすべきではないかと考えていました。

具体的にどのようなスキルレベルの学生を求めているのでしょうか?

言語は問いませんがプログラミングの経験を必須としています。合わせて、ハッカソンに出たことがある、長期インターンシップでプログラミングに関わったことがある、自ら開発をしたことがあるなど、学びプラスアルファの経験があると更に望ましいです。

「なぜラクスに入社したいか」はもちろん大事ですが、「エンジニアとしてどう成長したいか」ということも重視し、そのために積極的に学んできた学生を求めています。

導入にあたり、TECH OFFERのどんなところをご評価いただいたのでしょうか?

導入の大きな基準となるのは、採用単価やエントリー単価など。つまり、費用対効果が高いかどうかです。当社ではTECH OFFER以外にも複数のダイレクトリクルーティングサービスを活用していますが、その中で感じるTECH OFFERの印象は、登録学生の多さと、そこからのエントリー数の多さ。なかでも、当社のターゲットとなる学生の数は、同じ理系専門のダイレクトリクルーティングサービスの中で群を抜いている印象です。その点で、費用対効果の基準は大きくクリアしていると感じています。

また、ターゲットとなる学生に向けて一斉スカウトが送付できるところも大きな魅力です。ターゲットとなる学生が多いということは、それだけスカウトの送付に工数がかかるということでもあります。しかし、一斉スカウト機能を使えば担当者の手間が大きく軽減でき、浮いた工数で魅力的な学生により注力できるようになります。

一斉スカウトの返信率は類似サービスの約3倍

ー導入後、どのようにTECH OFFERを活用していますか?

導入から3~4年経ちますが、自動スカウト機能はかなり有効に使わせていただいています。今年度は1,700通分を購入しましたが、スタートから2ヵ月ほどで残りはわずか400通分。それでもかなり絞ってスカウトしていますので、スキルの高い学生が本当に多く登録しているんだなと実感しています。

また、当社ではスカウトメールからの返信率も媒体ごとに比較していますが、個別スカウトに比べてどうしても落ちてしまう一斉スカウトの返信率が、TECH OFFERの場合は高い傾向にあります。月ごとに変動はありますが、基本的には14%程度で推移しており、同じような一斉スカウト機能を持つ他のサービスの約3倍の返信率となっています。

ー実際の成果について教えてください。

25卒では専門職の採用において非常に助けていただいています。24卒までは採用していなかったAIエンジニア、インフラエンジニア、UIデザイナーを採用しなければならず、難しい課題でしたが、AIエンジニアの1枠はTECH OFFERで内定承諾を得ることができました。あらためて、専門職に特化した媒体として非常に頼りになる存在だと認識しています。26卒に関しては、ターゲット人材を25卒よりもさらに絞ってスカウトを行っています。

ー工数面での変化はありましたか?

個別スカウトの作成では1人あたりの文章作成にどうしても10分程度かかってしまいますが、一斉スカウト機能を活用し、ターゲットの中から最終ログインや希望勤務地などでさらに絞ることで、10分で30件から50件のスカウトを打てるようになりました。

月1回の打ち合わせなど伴走支援にも満足

ーサポート体制はどのようにお感じですか?

しっかり伴走していただいています。月1回のペースで定期的な打ち合わせの時間を設けていただき、KPIの達成状況の確認や、未達の課題への対策、新しい施策の検討など、さまざまなやりとりを通じて課題解決のためのサポートをいただいています。

当社は、着実な成長、改善に繋げるためのPDCA、再現性ある仕組みづくりなどを重視しながら高い成長を遂げてきました。組織カルチャーとして、あらゆる取り組みにおいてKPI設定とPDCAの改善が根付いています。その達成に向けて、一つひとつの課題解決のアドバイスをもらえるのでとても助かっています。時には私たちには考えつかないようなアイデアをいただくこともあり、毎回「新しいことに挑戦してみよう」という気持ちにさせてもらっています。

ー機能やサービス面の拡充など、今後TECH OFFERに期待することを教えてください。

スカウトへの返信から内定までのコンバージョンをどう高めていくか、そのための取り組みに期待したいと思っています。当社ではエントリー後の説明会の予約を必須としており、説明会に参加しなければ次の選考フェーズに進めないようになっています。この部分での歩留まりを上げるために、例えばオファー受諾後の学生にコンタクトいただくキャリアアドバイザーを配置するなど、エージェント機能に近いような仕組みがあれば、採用のスピードや確度がさらに上がるのではないかと思っています。

TECH OFFERに登録している学生はアクティブな人が多く、辞退の意思もはっきりしているので、その観点で言うと、辞退した学生分のスカウトはもう一度使える、などのサービスもあるとありがたいですね。

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