– INTERVIEW
最上位大学を含めて全国区で学生を採用することに成功
業界:精密機器、光学製品
従業員数:64名
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採用課題
- 理工系学生採用ルートの構築
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導入の決め手/狙い
- 研究分野の親和性が高い、全国の学生とマッチングできる
効果
- 最上位大学を含めて全国区で学生を採用することに成功
レボックス株式会社
神奈川県相模原市を拠点に光技術を応用した光源装置を製造・販売する、グローバルニッチトップメーカー。 世界一の技術で、世界一、世界初の製品を生み出している。
代表取締役会長
鎌田 英洋 様
取材日:2020/03/05
理工系学生採用ルートの構築が課題
ー貴社のこれまでの理工系学生の採用活動について、またその中で課題と感じていた点を教えてください。
弊社で新卒採用を行い始めたのは4年前で、最初の2年間は大手ナビ媒体を利用したり、就活イベントに参加したりしていました。
それまでは中途採用のみ行っており、手探りの状態で始めた新卒採用活動でしたが、横浜地区で開催される大規模イベントでは、いくらブランディングをしてきれいに整えてブースを出しても大手のネームバリューに負けてしまい、ブースを訪れる学生は少ない状況でした。
また、ナビ媒体からは、会社が新横浜と相模原にあり、地元就職先の一つとして考える学生からの応募が多い傾向がありました。初期にどうにか100人くらいの学生と会い、一人採用することができましたが、やはりその学生も地元就職を軸に置いていたため、TECH OFFERに出会うまでは地元志向の学生のみを採用ターゲットにしている状況でした。
研究分野の親和性が高い学生と全国区でマッチングできる。
ーTECH OFFER導入にあたって、決め手になったことや、狙いについて教えてください。
お付き合いのあった銀行の方の紹介でTECH OFFERを知りました。
TECH OFFERは技術キーワードによって学生と企業をマッチングするシステムで、この方法であれば弊社の魅力を伝えることができ、ベンチャー企業の弊社でも成果が出せるのではないかと感じました。
ーTECH OFFERをどのように使っていただいていますか?
今はナビ媒体および地元の就職イベントとの併用という形で使っています。TECH OFFERを使い始めて2シーズン目になりますが、主に光、レーザー関連の研究を行っている学生さんにオファーを送っています。
それまで地元志向の学生に焦点をあてていこうとしていましたが、TECH OFFERを使うことによって、地域に関わらず研究分野の親和性の高い全国の学生に弊社を知ってもらうことができており、実際に採用につながっています。
様々な地域の学生を採用することに成功。
ーTECH OFFERを通じて内定承諾された学生の出身地域は本当に様々のようですね。
そうですね、関西や東北、九州からでも弊社に足を運んでもらうことができています。自分を指名してくれたというところを新鮮に感じてもらえている他、TECH OFFERでのオファーへの学生の期待度が高く、そのおかげで成果が出ていると感じています。
また、大学や大学院での研究分野と弊社の研究開発をキーワードでマッチングしているので、まさに採用したいターゲットの学生と出会うことができています。技術共通項がある中での出会いなので入社後のイメージもつきやすく、どちらにとっても効率の良い形で就職・採用活動が行えていると思います。
昨シーズンは結果として、技術的にも親和性のある大阪大学と東京電機大学の学生から内定承諾をいただいており、この春入社することになっています。
ーTECH OFFERを使って学生に御社の魅力を伝えるために心がけている点はありますか?
学生は色々な会社を見ていると思います。もちろん弊社に来てもらえたら嬉しいのですが、ちゃんと選んでね、ということは常に学生に伝えるようにしています。
弊社の研究分野は非常に狭い領域で、国内でも弊社が3割のシェアを握っています。 高収益であり研究開発費にも多くを投入しているため、ここで世界一の技術を一緒に創りたい、ということが学生に伝わるように双方向性型で会話しながら会社説明を行っています。
あとはやはり、会社に入ってから自分が何に携わることができるのか、その部分を明確に伝えることも大企業への就職との差別化として大切だと考えています。
周りを見ても図抜けた、一歩先を行くサービス
ー最後に、今後のTECH OFFERに期待することや改善してほしい点はありますでしょうか?
これまで様々な方法を模索しましたが、TECH OFFERは周りを見ても一歩先を行く図抜けたサービスだと感じてとても快適に使わせてもらっています。おかげで今まで知り合うきっかけもなかった学生に弊社を知ってもらうことができ、採用力を向上することができていると感じます。
どんどん成長してもらえればと考えています。